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2004.03.30

ミサイルなんかへっちゃらさ!

怪獣がミサイルや戦車にやられてしまっては話にならない。
が、しかし、最初の頃の怪獣はそうでもなかったりする。
怪獣映画が何本も作られるようになって、やはり簡単にやられるようじゃまずいだろう、と、やられないようになってくる訳である。
じゃあ、どうしてやられないのか?理由を考えてやらなくてはならない訳で、いろいろな説明が考えられてきた。
説明が無い奴もたくさん有る。
そういうのは画面で、喰らっても平気に動いてる所を見せて、丈夫なんだよ、と暗に了解を求めているわけだ。

ガメラは甲羅が堅い事になっている。
ゴジラは水爆にも耐えたんだからちょっとやそっとじゃこたえない、という事なんだろう。
イーマ竜は地球の生物だと重要な器官、肺とか心臓とかが無く、循環器系とかと一緒に全身に網の目のように広がっているので、銃弾とかには平気、という風に説明されている。もっともイーマ竜はバズーカ砲にやられてしまうが。

バルタン星人は宇宙忍者と呼ばれてるくらいなんで、やられてもやられても生き返ってくる。もっとも彼らは「生命?何だそれは?」とか言ってるくらいなので、我々の考える生きている、という状態とは違う存在なのかもしれない。
ザラガスも死んでも死んでも生き返ってくる怪獣だが、奴の場合は生き返るたびに受けた攻撃に耐性が付いて強くなるというおまけつきである。
内山まもるのマンガに出てくるアサシン星人というのもそういう奴だった。

地底怪獣の場合はたいがい地底の高圧の中で活動しているからだ、とかいわれたりする。
深海怪獣の場合も同じような言われよう。
トラゴジの場合は素早く避けて当たらないから、という理由だった。けっこう斬新。
与えられた攻撃を自分のエネルギーにしちゃうという奴もいる。
宇宙人の操る怪獣の場合、地球の科学力なんかが通用しない、という設定で済ませられたりする。

攻撃すれば効くんだけれど、いろんな理由で攻撃できないという奴も結構いる。
身体に危険物が付属していて攻撃できない、という場合もたまにある。
石油とかガスとかを食べるので、身体にそういう物が詰まっているという場合もある。
子供たちが反対するというのもおりますな。「殺さないでー」と怪獣の盾になっちゃう。そういう場合、怪獣も気の優しい場合があったりする訳です。
こいつを殺すともっと恐ろしい奴が出てくるから攻撃しちゃ駄目、という奴もいたりする。そういう場合は間違いなく攻撃されちゃって、その恐ろしい奴が出てきてしまう。
危険な、あるいは重要な施設に居座っちゃってるので攻撃できない、という場合も有る。

まだ使われて無さそうな理由も考えてみよう。
もう死んじゃってるのでこれ以上は死にません、という奴がいないような気がする。ん?いたかな?
身体がとても柔らかいのでミサイルとかめり込んじゃって不発になっちゃうというのも、…いたような気がするな。
怪獣の発する特殊な電波で機械類が使用不能になるなんてのも有ったかもしれない。
巨大な生物に見えるが実は群体、小さな生物が寄り集まって形成されているので、ミサイルは平気、ってのは、ああ、あったっぽい。
小説やマンガなんかではテレパシーかなんかで攻撃側を惑わす、恋人に見えたり親や子供に見えたりする敵、というのがいたりするが、怪獣ではいないような気がする。いるかもしれない。
狼男の伝説の中には、狼男を殺すとその呪いが殺した方に移って、そいつが狼男になる、というのがある。これなんか怪獣でも使えそうだ。
ウチのHPで出てくる怪獣には表皮にナノマシンが入ってて爆発の衝撃をそらしちゃうというのがいるが、これなんかは宇宙人の操る怪獣と同じ理屈ですな。ナノマシンだからなんでもできると思ってるところが我ながら愚かしい。

んー。使われてなさそうなのが思いつかない。

怪獣映画の性質上、主役の怪獣が簡単に死んではお話にならない訳で、だからと言って戦車や戦闘機が出動しないとなるとカタルシスに欠ける。
普通は暗黙の了解で怪獣にミサイルや戦車砲は効きませんよ、というお約束になっている訳である。
が、やはりいろいろ造る方は考えている訳である。
そこにストーリーの中心を持って行っちゃうと大変な事になるのでさらっと流しておくのだな。

が、しかし、ストーリーの中心に、なぜ怪獣はミサイルでは死なないか、と言うのを持ってきてもお話の一本くらいは作れそうな気もする。短編としては面白いかもしれない。
実は怪獣も死にたがっているけれど呪術的な理由とか何かで死ねないのだ、とか。
神様のご加護があって死なないようになっているのだ、とか。

あー。駄目かも。

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