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2004.04.01

怪獣小説ガイド

小説を読むとなんとなく気分が染まったりする事が無いだろうか。
怪獣ファンの人で、怪獣小説が描きたくなっちゃう方々もたくさんいると思われる。
今日はそんな方々の為に読むと影響されちゃう怪獣ファンのための怪獣小説を紹介する。
最も記憶が定かで無いのであいまいな感じの紹介になると思うがご勘弁。

古典から行こう。
ベルヌの地底旅行がいい感じである。説明は不要であろう。もし読んだ事が無いのなら読んどくべきである。
小栗虫太郎にも地底探検の話がある。ストーリーは大体ベルヌの奴と同じだが、こちらの方が描写が生々しくていい感じかもしれない。最もどこにいったら読めるかちょっと検討がつかない。図書館とかを探して見るといいかも。
ウエルズだったら宇宙戦争がある。これも説明は不要であるな。マーシャンウォーマシンは怪獣である。
ついでに見たことが無いならパルの映画版も見ておくと良い。

ラブクラフトは怪獣の宝庫だ。
多少面白くなってくるまで苦労するかもしれないが、頑張って読んで見て欲しい。
怪獣・怪人・宇宙人の出現するシチュエーションパターンはこの辺で大体触れられる。

60年代頃のSFの短編小説には怪獣がごろごろ隠れている。
フレドリック・ブラウンあたりがいいんじゃなかろうか。小松左京のその頃の短編集なんかも遭遇率が高い。
マレイ・ラインスターとかジョン・ウインダムなんかも怪獣映画っぽい作風なので探して見て欲しい。

怪獣映画っぽい感じの小説を紹介しているので、バローズとかハワードとかはあえて外しておく。
ヒロイックファンタジーで怪獣小説っぽいのはリン・カーターとかになる。
あ、ムアコックは怪生物の描写が面白いので読んどくといいかもしれない。

70年代。
山田正紀とか田中光二とかの、あの頃の小説はけっこういい。
山田正紀は詳しく熱く説明してる所がけっこう有るはずなので、検索して調べてもらうとして、田中光二。
『エデンの戦士』と『我赴くは遥かなる蒼き大地』は読んでおこう。山田正紀の方も忘れずに。

80年代。
田中文雄さんが出てくる。お勧めだ。
菊池秀行センセの奴は、怪獣は出てこないが雰囲気作りの勉強になるので読んどくといい。
友成純一も怪獣小説を描いている。どっちかというとスプラッタの方によってるが、タイトルにも怪獣と出てるので読んでみるのもいい。んー。友成純一は90年代だったかな。

怪獣小説っぽい、という括りを外すと、SF小説なんか怪生物の宝庫なので、手当たり次第に暇を作って読んで、頭を耕しておくのも重要だ。

そうそう。忘れていたがブラッドベリなんかも『霧笛』とか『雷鳴の音』とか外せないのでチェックしとくといい。

キングとかクーンツとかクライブ・バーカーとか、怪獣じゃなくてクリーチャーになってしまうが、読んでおいてもいいだろう。

んー。かなり抜けて穴もあるけど、そんな感じ。

怪獣を扱った小説と、怪獣映画っぽい小説と微妙に違うんだけど、まあとりあえず小説が書きたいときは小説をいろいろ読んでおくのが無難なので、まず読んどかないといかんね。
で、まあ、怪獣が好きなら今挙げたあたりから取り掛かるといいかもしれない、という雰囲気で、どうぞ。

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