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2005.03.19

映画を見る時の様々な事

20歳くらいまでは、ただ派手な映画が好きだった。
自分の意思で映画を見に行くようになったのはSWからだろうと思う。
勿論それまでにもラウレンティスのキングコングとか、未知との遭遇とか、自分のおこずかいで見に行ったりはしていた。
しかし、それまでの、話題になっているから見に行こう、というのと、
SW面白かった!もっとこんな映画ないのか!と探すようになって見に行くのとでは、
やっぱりテンションが違う。
探す時に情報誌なんかを漁るので、特撮なんかにどんどん興味も沸いて来て、見に行くのはおのずとそっち系。そっち系というのはつまり派手に特撮を使っている映画、という事である。また、この頃からそういう派手に特撮を使っている映画がだんだん増えていくのである。ILMが活躍を始め、洋の東西で競ってILMを負かそうとそっち系の映画を作り出すのである。
ホンでまた、最初から諦めてる映画なんかもあって、かえってそっちの方が楽しい、というのもあった。
諦めているというのは、ヤッパリ本格的にSWみたいな映画を作ろうとすると本格的に予算が掛かるから、予算が集まらない映画なんかはアイデアで勝負したりせんといかんのである。「わしは怪獣が好きだからSWみたいな映画は作らん!」という連中もいるのである。そういう連中の場合、趣味みたいなもんなのでヤッパリ予算が集まらない。
いわゆるB級という奴である。
ま、しかし言っても、本格的なのなんてエイリアンとギャラクティカとスタートレックとインディ・ジョーンズくらいしかなかったのである。ブレードランナーくらいになってILMと競えるようなSFXスタジオが出来てくるまでは。
で。
そうやって最初のうちはただ派手に特撮を使ってれば満足だったのが、だんだん「この特撮は荒いな」とか「このシナリオは特撮の使いどころを誤っておる」とか生意気な事を言うようになってくるのは自然な流れだったろうか(^^;
ともかくそういう風になっていったのであった。
20歳くらいからの事である。
そういう年齢だと誰でもそうだと思うが、やっぱり実力も無いのに生意気な事はまあ、言いたい放題。
今思い出しても恥ずかしい。「リアルさに欠ける」だの「ドラマの練り込みが足りない」だのなんだの。

それが最近はなんだか丸くなってきたというかなんちゅーか、大概の物は許せるようになって来た。
ようは自分が楽しめるかどうかが問題なのであって、興行収入がどうのとか、メッセージ性がどうのとか、特撮の出来が良いの悪いのとかはもう、どうでもいいのである。
楽しめればいいのである。
ところが。
そうなったら今度はなかなか封切される物に興味が沸かなくなって来て、昔のもんばっかり見るようになってしまっている。
これは歳だな。
由々しき問題だ。

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