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August 2006

2006.08.05

USAゴジラ

DVDでUSAゴジラを何回も見ている。
いわゆるトラゴジだ。
おいらはへそ曲がりなので、皆がいい!と騒いでると、そうか?そんなにいいか?と疑ってしまうし、皆が駄目だ、とけなしていると、そうか?そんなに悪いか?といい所を探してしまう性格なのだ。
なんでトラゴジが駄目なのか。
突き詰めるとそれはトラゴジがゴジラじゃないからだ。
放射能火炎を吐かない。ミサイルに負ける。エイリアンみたいな子供を何百匹も生む。マグロが主食。
この4点がトラゴジがゴジラじゃない重要な点だ。
おいらもそう思うよ。
マグロを貪り食うのはまだ許せるとして、もしコレが、放射能火炎を吐いてミサイルを跳ね返し、大暴れするあのゴジラだったらどんなに嬉しかった事か。
ゴジラは小さくなって人間を追っかけてきたりはしないのだ。
その通りだ。
なんでそんな事になっちゃったんだろう?

コレはおいらの邪推だから別に本気にしてもらわなくてもいいんだが、もしかしたら、そうなった原因に日本の怪獣ファンの責任もあるのかもしれない、と考えたりする。

一時期、怪獣ファンが声を揃えて、ゴジラ映画にリアルを求めた時期があった。今でも求めているかもしれない。
うそ臭いストーリーや説得力の無い設定や、でたらめな科学考証はもうご免だ、もっとリアルなゴジラを!
というのがその意見。
東宝にだってそんなファンの声は届いていただろう。
それでトライスターがゴジラを作るという話になった時、契約を決めて色々条件を出した時に、こう言ったかも知れない。
「どうせハリウッドで作るんだからハリウッドらしく作って欲しい。可能な限りリアルに。その為ならデザインや設定を変えても構わない。日本のゴジラファンはリアルな物を求めているから」
いや、別に東宝がそう言わなくても、ハリウッドの映画人ならリアルに作ろうと思って、この位の変更はするかもしれない。しかし日本のファンの意見が生かされてると考えた方が、いくらかは小気味いい。

ま真相はともかくこうなった訳だ。
生物というのは口から火を吐かない。生物の皮膚は全身、ミサイルを跳ね返すような硬い組織にならない(一部が硬くなるならともかく)。今のところ、ただ一匹のみで完結している生物種というものは存在しないので、その為のサジェスチョンが必要だ(大量の卵と単性生殖)。そして、地球上に存在している生物なら地球上の動植物を食料にしてる筈。
そんな風にトラゴジが出来上がったんだろ。

嗚呼、コレが、ゴジラの放射能火炎につじつまを付ける方向の設定だったらなぁ、ゴジラがミサイルに負けない身体を持ってる理由を考える方向だったらなぁ、と、思ってしまう訳なのだ。
そうじゃない?
俺達ゃでっかいトカゲの大暴れじゃなくて、怪獣ゴジラの活躍を見たかったのに!
そうじゃない?
で、坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。
ゴジラ映画でゴジラが駄目なら他の全部も駄目なのである。
感情的になった怪獣ファンは、この映画を憎み始める訳だ。
勿論、最初から怪獣映画を子供向けの駄作だと思っている人たちは最初から評価しないのである。

残念な話だ。
本家のゴジラでこの描写をやってくれたら良かったのに、という場面が、この映画にはてんこ盛りなのだ。
漁船を襲うシチュエーション、でっかい足跡と座礁した漁船の爪痕、初めてニューヨークに上陸して闊歩する一連のシーン、タトプロス博士の目の前に地面から現れる所、潜水艦との戦闘(個人的にゴジラはイグアナ泳ぎじゃなくてイルカ泳ぎの方が良かったが)、地下鉄のトンネル構内を進むゴジラ。
何よりあの崩れるビルの破片が好きだ。ゆっくりばらばら落ちてくるビルの破片。アレは日本のゴジラでは絶対お目に掛かれない。
袈裟まで憎いが昂じて、ドラマとか撮影までけなし始める輩もいるけど、ご苦労なこってす。
そんなの気にしないもん。俺。それは求めてないし。

ただおいらは何回も何回もUSAゴジラのDVDを見ながら、あのゴジラがこういう風に暴れまわる所を夢想するのである。
色々考えながら、何回も。
その価値は、あるのだ。

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2006.08.01

HSPで3Dゲームその30

結局、移動ルーチンを作り直すことにした。
mhgファイルが4Mというのはやはりでかすぎる。
具体的には1024*1024個の高さデータがあるmhgファイルを64*64個に減らすのである。
なんで64*64かというと、地形データのメッシュの分割が64*64になっているからだ。

ここで高さのデータをXファイルからもらえばいいのだが、テキストデータの扱い方が良く解ってないのと、Xファイルの構造をちゃんと把握してないので、座標データのロケーションをどう取得すればいいのか解らないのと、更に、xファイルのデータが小数点付きの実数でしかも扱いが数値データじゃなくて文字データであるので、ややこしいからやらない。ふう。

さてそうすると、である。
ロボ子の座標とmhgファイルのデータが1:1で対応しなくなる訳だから、ロボ子の高さデータを算出しなくてはいけない。
座標からX地点の高さを算出するとなると、当然三角関数だろう、と思って、前は嫌だったのだ。
しかし考え直した。
腹を決めて三角関数を使うことに…した訳ではない。
計算は加減乗除で済ませたい。
で、よ~~~~っく考えたら、どうやら加減乗除だけでいけそうだ。

問題を単純化して考えねばならない。
四つの点A(0,0)B(1,0)C(0,1)D(1,1)を頂点とする正方形のエリアの中にロボ子がいて、ロボ子のデータを出さなくてはならないとしよう。点ABCDの高さは解っている。
ちなみにポリゴンは平面で構成されているので、高さの違う四つの点で出来た四角形は2枚の三角形に分割される。この場合ΔABCとΔBDCの二枚の直角三角形になる。
さて、まずロボ子がどちらの三角形のエリアにいるのか?
ここでベクトルと平面の当たり判定とかベクトルの外積とかを使わなくちゃならないのか、と思って躊躇してたんであるが、よく考えたらここは足し算で済むのである。

考え付いた俺は偉い!と思ってるんだが、きっともう誰かが考え付いてるんだろうな(^^;

さて。足し算でどうやってロボ子がどちらの三角形に居るか解るのか?
具体的に考えてみよう。
例えばロボ子の座標が(0.1,0.1)だとする。この場合ロボ子はΔABCの中に居る事になる。
ロボ子が(0.9,0.9)だとするとΔBDCの中にいる。
(0.5,0.5)だとすると、二枚の三角形の接する辺BC上に居る事になる。辺BC上にいる時は高さの算出はどちらの三角形で行っても良い。
辺BCに近い点の辺りを見てみよう。
(0.4,0.5)だとΔABCにいる。(0.6,0.5)だとΔBDCにいる。
もうお解かりだろう。
X座標とZ座標を足して、正方形の一辺の長さより小さいか大きいかでどちらの三角形に居るか解るのである。
本当である。色々点を取って試してみるといい。図に描いてみると解りやすい。
あ、ちなみに正方形じゃないと出来ない(^^;
ま、普通座標のエリアって正方形だから良いよね。

と、こうしてどちらの三角形にいるか解ればあとは簡単。
各頂点の高さが解っているんだから、X方向とZ方向の傾きが解る。掛け算と割り算で高さが求められるのである。中学生の数学で大丈夫である。良かった(^^;
え?具体的にどうするのか?
説明が面倒なので式を書こう。理由はたぶん誰でも解る。中学生以上なら。
ΔABCの場合
(点Bの高さー点Aの高さ)*(ロボ子のX座標/一辺の長さ)+(点Cの高さー点Aの高さ)*(ロボ子のZ座標/一辺の長さ)=ロボ子の居る座標の高さ
になる。

で、こうして移動ルーチンを書き直しているのだが、ついでにプログラムの構成とかも直しているので、実はまだ動作を確認していない(^O^;
うーむむ。
大丈夫なのか?

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