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2008.11.30

人間ドラマがそんなに大事か?

まず関係の無い方面から話していけば^_^;
おいらのような怪獣好きでSF好きの者は、人間中心主義の登場人物がその主義のせいでトラブルに巻き込まれたり、命を落としたりする場面を何度も読んだり見たりしてる訳だ。
したがって人間の意識内でしか考察を行えない考え方には、危険を感じちゃったりする訳よ。
更に描写する側の立場が偏っていたりすると受け手としての不満を感じたりもする。
考察をするなら作品内の重要な事柄について、万遍に考察して欲しい訳だ。
で。
ドラマというのは共感を得る事を大きな目的としてる訳だが、ありきたりな事柄で共感を訴えられても、沸き起こるエモーションの揺らぎは小さい。
したがってどうするかと言うと、いかにして大きく情動を揺さぶるか考えるじゃないの。
新しいものは無いか、意外なものは無いか、効果的な組み立てはどうか?
ところが、人間ってのは元来めんどくさがりで、更に合理的な物を好むハリウッドなんてのも潜在的にめんど臭い事は嫌いなのね。
そこで、ドラマを盛り上げるのに効果的な仕組みが発見されると、もう猫も杓子もそれで行っちゃう訳なのよ。
で、ハリウッドってえのは当たると大きいから、世界中でまねし始めるわけ。
で、ハリウッド式シナリオ方程式が蔓延する。
ところが。
一見よく出来たシナリオを生成するかのように見えるこの手法は、実は創作側に楽が出来るようになってる訳で、結果的にストーリー上で働かせる創作思考は減っている訳。
つまり考えなくなってるのな。ストーリーについて。
大体このハリウッド式シナリオ方程式と言うのは、効率的に登場人物の関係とか葛藤とか重心とかを組み立てられるようになってるけど、ストーリー自身に対する考察が薄いのよ。
ちょっと考えてみてもらえば解るはずだが、最近見た映画、印象的な場面とか、見てて感動したシーンと言うのはあるだろう、しかし。
後でストーリーを思い出してみると、なにこのありきたりなストーリー、ってか、どんなあらすじだったっけ?なんて事になったりしてないか?
それはなんでかと言うと、ストーリーに対して労力を裂いてないからなんだよね。
方程式からドラマを作って肉付けして終わりになってるからなんだ。
つまりそこでは人間ドラマ以外の事に目が行ってない訳。
これは言い方を変えると手抜き。
手抜きが言い過ぎだとしたら、力の配分が狂ってる。いびつなシナリオだ。
まあ、いびつなシナリオでも儲けがあればいいんだろうけどさ。
そんなシナリオしか書けない様になっちゃうと後々自分の首を絞めちゃうのは予想できないかなぁ^_^;
そもそも、人間ドラマが大事、と言うのは聞こえは良いが、実は人間以外の事は考えられない引き出しの小さい状態だったりするんじゃね?
人間ドラマなんてのは要するに武器の一つに過ぎん訳よ。
武器を振るう腕力に相当するものはなんでしょう?
制作費じゃないよ^_^;
シナリオライターと言ってもお話を多面的に考えられないようじゃいかんだろう、と。
ある創作HOW TO本を見てそう思ったりした訳だ。

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