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2009.03.11

商売人と客と事業主と労働者

商売ってのは客に満足感を与えて何ぼが原則だ。
欲しいと思わせる物をやったり、すきっ腹を満たしてやったり、便利な物を作ってやったり、心や体の辛さを和らげてやったり、面白がらせたり感動させたりして、その対価として報酬を貰うのが商売だ。
労働と言うのはその逆で、報酬の為に労働力や人生の一部や、心の一部を、売る事だ。
商売の場合、商売人は客に気を使わなければならないが、労働の場合、事業主は労働者に気を使わねばならない。
客に気を使わない商売人はたちが悪いし、労働者に気を使わない事業主も同じくらいたちが悪い。
まあ、たちの悪い人間ってのは客や労働者になってもたちが悪い訳だが。
で。
客を不快な目に会わせて金を取ったり、労働者を散々働かせて賃金を払わなかったりするのが、詐欺だな。
商売物を金を払わずに持ってったり、働いてないのに賃金を要求するのと同じ種類の犯罪だ。
詐欺と言えば、論点をすり替えて、損害が掛かった振りをして金を騙し取るのも詐欺だ。
事業主と言うのは、労働者と、働いてもらえば賃金を払います、と言う約束をしている訳だが、商売人が労働者の振りをして、こっちはあんたの為に働いているんだから金を払って当然、と言う論理には当然の事ながら犯罪臭がする訳だ。
つまり、金に換えるとめんどくさくなるからヤメレ、というものが世間には存在するの。どんな理屈でも。
個人的には、愛とか自由とか尊厳とか誇りとか、権利とか未来の保障とか地位とか正義とか、その辺の物は腐りやすいから商品にしちゃいかんと思ってる。その辺の物は、具体的に満足できるかどうか計れない。どれだけの対価が相応なのかも決められない。
だから、そういう商品で商売や労働を持ちかけてきたら、眉に唾してみといた方がいいんじゃなかろか。

あー。ずれたな。

そういうことを言いたかった訳じゃなかったんだ。
本当は、監督とかディレクターとかクリエイターとか、そういう業種の人達は、それで金を払わせるなら、商売人か事業主の心構えを持たなきゃいけないんじゃね?芸術家のつもりなら金を貰っちゃいけないんじゃね?作品を買い取るならちゃんと対価を払わなくちゃいけないんじゃね?
って辺りの話をするつもりだったんだけどな(^^ゞ

人類が狂ってるとしたら、それは金が無いと生死に係わるようになっちゃったからだと思うんだ。

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