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2009.08.10

怪獣について考え足りる事は無い

21世紀のオタ文化がこれほどつまらないもので溢れてしまうとは思わなかった。
オタの独自性が無い。
小動物の目をしたわがままなおにゃのこと、すねた目をした血色不良の抱きつきたがりのお兄さんたちが町に溢れている。
日常の一コマだのほんわかだの(飛躍無し)、ムチムチだのぽっこりだの鎖骨だの(性欲だ、早い話)、心をえぐるような描写だのすれちがう人間関係だの(精神修養が出来てない)、湿度の高い雨降りの夏みたいに鬱陶しい。
芸能界の提供する物を、オタ向けの味付けの調味料を掛けて出してるだけだ。
商売なんだから仕方が無いけど。
オタク産業なんてものが経済効果を挙げる弊害だ。間口が広がる反面、なんか似たような物が飾りつけだけ豪華に溢れるのだ。
最近の若いもんは(これだけメンタルがかけ離れると、若いもんで括るのに全然抵抗が無い)、街に溢れてる物とか流行り物に疑問を感じないのかね?皆が同じ事を言ってる時に反発を感じないのかね?商売の中でなりあがる事と、イチャイチャする事しか興味が無いのかね?<まあ、動物なんだからしょうがないけどな。群れの中の地位と子孫を残したい欲求だろ。生存本能だわな。
大人が持ってるものと同じもの与えられて満足か?自分だけの文化が欲しくないのか?

怪獣はいまやすっかり商売の舞台から姿を消した。
だから凄く居心地がいい。
あの頃青年だった金城哲夫とか成田亨とかが相手だ。
小さくせせこましい人間の殻の中からあがき出る為の道を探っていた。
誰かに与えられる事の無いものを探していた。
人間のスケールで計れない物を作り出そうとしていた。
それが怪獣だ。
その辺に居る常識内の大人や、見栄えを気にする盛った連中が理解出来ないのが当たり前。本当に解ってる奴らが少しいればいい。
むしろ自分が本当に解ってるのかいつも問い続けたい。
雑音無しで。商売の茶々が入らない所で。
それが怪獣だ。

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