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2010.09.06

醜い怪獣の子

醜いアヒルの子って話があるが、結局あれは、最後白鳥の子供であった事が解り、彼をいじめたアヒルの子達を悠々と眼下に見下して、飛び立つという話だ。
昔なら、あの話は、外見で人を判断したりいじめたりしてはいけませんという風に捉えられていたはずだが、最近の傾向だと違うかもしれない。
すなわち、美しければいいんだ、みたいな。最後、白鳥になって飛び立てばいじめてきた奴らを見返してやれるんだ、みたいな。
どうですか、そこのお嬢さん。勘違いしてませんか?
どうなんだろう。最近はあるんだろうか?怪獣をいじめるな!みたいな話。
怪獣の子は大きくなっても大概美しくはならない。怪獣は怪獣のままだ。
そして人間の基準では判断できにくい怪獣の素晴らしさがある。
怪獣と友達になれる奴というのは、狭量で頭の固い人間の価値基準から広がった所にある、魂と魂の共鳴に気づく事のできる人たちだ。
それを、あんな醜いものと仲良くなるのは歪んだ心を持っているからに違いない、という社会の迫害から守ってやるヒーローっての、最近は居るのかな?
なんたって最近の日本は狂ってるからな。
顔かたちが美しくてちやほやされてる連中が心優しいのは当たり前じゃん。
醜い姿で心優しいってのは特別なんだ。普通は絶え間ない社会の歪んだ圧力によって、すねていじけてしまうものだからな。
それでも、昔なら、諌めてくれたり慰めてくれたりする人たちがいたものなんだが、最近はねぇ。
笑いものにして、美味しいだろ?いいじゃん、とか言う奴らばっかりだからな。
美味しいと思えるかどうかはあくまでいじめられた本人がどう思うかであって、いじめた側が押し付けるものじゃないだろが。
醜いものに価値は無いなんてのは、ナチスと一緒だよ。
そもそも美醜でしか物事を判断できないってのは、人間的にいびつ。
わたくしは美しくなる為にこんなに努力してるのよ。だから称えなさい、とか、阿保でしょ。手前が美しくなるための努力を何で他人が称えなきゃならんというのだ?マスメディアに踊らされすぎ。人間的に幼稚。その努力の幾らかを賢くなるために使ってください。
ああ。何でこんな世の中になっちゃったんだろうなぁ。
みんな性欲なくなっちゃって、日本がどんどん子供が少なくなってるのも、当然だと思うぞ。
早く気づけ。大事な事に。

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